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Javaプログラムの構成を理解しよう!変数、関数、パッケージ、クラス、インタフェース

Javaのプログラムは次の構成から成り立ちます。 それぞれの役割、使い方などはこれから説明しますので、構成を理解してください。

構成のイメージは以下のようになります。

それぞれの役割を見ていきましょう。

パッケージ

パッケージとはJavaのクラスをまとめた単位で、機能などで分類するための仕組みです。クラス数が大量にある場合、分類してまとめておくとクラスの管理がわかりやすくなります。 パッケージは階層を作成することができます。同階層に複数のパッケージを置くこともできますし、パッケージの配下にさらにパッケージを置くことも可能です。

クラス

クラスとは何かを実行するための設計図のようなものでファイルを作成する単位になります。。 例えば、車であればアクセルを踏めば進む、ハンドルを回せば曲がるなど。 設計図であるため、何をしたいかをクラスの中に記述していくイメージです。

インターフェース

インタフェースとは、ある特定の機能の概要を記述したものです。 上記でクラスの説明が設計図であると説明しましたが、インタフェースは設計図の概要と思っていただけるとわかりやすいでしょう。

例えば、車であればアクセルを踏む、ハンドルを回すなど、車の機能としての概要のみが定義されており、内容(実態)は定義しません。 アクセルを踏むとどうなるか、ハンドルを回すとどうなるかが定義されていないイメージです。

変数

変数とは値を格納するための箱をイメージすればわかりやすいでしょう。 箱には種類があり、格納する内容に応じて種類を変える必要があります。 例えば、水を入れるためには”バケツ”、豆腐であれば”ざる”のよう格納する対象により容器(型)があります。

関数(メソッド)

関数(メソッド)とは何かを引き受けて、何らかの処理(計算など)を行い、結果を返す処理のカタマリを指します。 例えば数値を渡し、10倍した値を返却するなど、値を受け取り処理した結果を返すのが関数(メソッド)になります。

構成と役割がイメージできたでしょうか。 次回からはそれぞれの役割について、細かく説明していきます。