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Oracle, 関数

Oracleの集合関数(最大、最小、件数、合計、平均、中央値)

Oracleの集合関数(最大、最小、件数、合計、平均、中央値)の使い方をまとめていきます。

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最大値を取得する

最大値を取得する場合、MAX関数を使用します。

文法 MAX(column)
引数 column:項目
戻り値 指定した項目内の最大値を返却します。
※NULL値は最大値の判断に含まれません。
※該当データがない場合、NULLのデータしかない場合はNULLを返却します。
※NULLの場合に最大値を0としたいと場合、NVL関数を使用します。

使用例

CLASS NAME WEIGHT
1 Suzuki 60
1 Yamashita 70
2 Yamada 80
2 Tanaka 50
2 Aoyama NULL

 

最小値を取得する

最小値を取得する場合、MIN関数を使用します。

文法 MIN(column)
引数 column:項目
戻り値 指定した項目内の最小値を返却します。
※NULL値は最小値の判断に含まれません。
※該当データがない場合、NULLのデータしかない場合はNULLを返却します。
※NULLの場合に最大値を0としたいと場合、NVL関数を使用します。

使用例

CLASS NAME WEIGHT
1 Suzuki 60
1 Yamashita 70
2 Yamada 80
2 Tanaka 50
2 Aoyama NULL

 

件数を取得する

件数を取得する場合、COUNT関数を使用します。

文法 COUNT(* | column)
引数 column:項目
戻り値 指定した項目内の値があるレコード件数を返却します。
※NULL値のレコードは件数に含まれません。
※該当データがない場合、0を返却します。

使用例

CLASS NAME WEIGHT
1 Suzuki 60
1 Yamashita 70
2 Yamada 80
2 Tanaka 50
2 Aoyama NULL

 

合計値を取得する

合計値を取得する場合、SUM関数を使用します。

文法 SUM(column)
引数 column:項目
戻り値 指定した項目内の合計を返却します。
※該当データがない場合、NULLのデータしかない場合はNULLを返却します。

使用例

CLASS NAME WEIGHT
1 Suzuki 60
1 Yamashita 70
2 Yamada 80
2 Tanaka 50
2 Aoyama NULL

 

平均値を取得する

平均値を取得する場合、AVG関数を使用します。

文法 AVG(column)
引数 column:項目
戻り値 指定した項目内の平均値を返却します。
※該当データがない場合、NULLのデータしかない場合はNULLを返却します。
※NULLのデータは平均値を求める分子、分母に加算されません。

使用例

CLASS NAME WEIGHT
1 Suzuki 60
1 Yamashita 70
2 Yamada 80
2 Tanaka 50
2 Aoyama NULL

 

中央値(補正後の中央値)を取得する

合計値を取得する場合、MEDIAN関数を使用します。

文法 MEDIAN(column)
引数 column:項目
戻り値 中央値または補正後の中央値を返却します。
※NULLのデータは中央値を求める順位に含まれません。
※該当レコードが5件(奇数)の場合、3番目(中央)の値を返却します。
※該当レコードが4件(偶数)の場合、中央(2番目、3番目)の値を保管した値を返却します。

使用例

CLASS NAME WEIGHT
1 Suzuki 60
1 Yamashita 70
2 Yamada 80
2 Tanaka 50
2 Aoyama NULL