今日も僕は定時で帰る!!

Oracle, 関数

Oracleの書式関数(文字列を日付型に変換する)

Oracleの書式関数(文字列を日付型に変換)の使い方をまとめていきます。

広告



文字列を日付型に変換する

文字列を日付型に変換する場合、TO_DATE関数、TO_TIMESTAMP関数を使用します。

文法 TO_DATE(str[, format [,nls_param]])
引数 str:文字列
format:日付書式 ※引数書式参照
nls_param:NLS_CURRENCYなどのNLSパラメータ
戻り値 文字列(str)を日付型(DATE型)に変換した値を返却します。
文法 TO_TIMESTAMP(str[, format [,nls_param]])
引数 str:文字列
format:日付書式 ※引数書式参照
nls_param:NLS_CURRENCYなどのNLSパラメータ
戻り値 文字列(str)を日付型(TIMESTAMP型)に変換した値を返却します。

引数書式

以下の書式を指定することで、変換後の表記を指定できます。

E 和暦 和暦略称のアルファベット表記
(明治:M / 大正:T / 昭和:S / 平成:Hなど)
※使用する場合はパラメータ(NLS_CALENDAR)を和暦にする必要がある。
EE 和暦の日本語表記(”明治”、”大正”、”昭和”、”平成”など)
※使用する場合はパラメータ(NLS_CALENDAR)を和暦にする必要がある。
YYYY 4桁の西暦
SYYYY 4桁の西暦 ※符号付
YYY 年の下3桁
YY 年の下2桁
Y 年の下1桁
SYEAR 西暦年の英語表記
(西暦2000年は “TWO THOUSAND”、2022年は “TWENTY TWENTY-TWO”)
YEAR
MM 2桁の月表記(01~12)
MON 月の略称表記(1月~12月)
※パラメータ(NLS_DATE_LANGUAGE)に依存する。
MONTH 月のフルスペル表記
※日本語環境ではMONを指定した場合と変わらない。
RM 月のローマ数字表記(I~XII)
DD 日にちを2桁で表示(01~31)
D 週の初め(日曜日)からの日にち(1~7)
DDD 年の初め(1月1日)からの日にち(001~366)
DY 曜日 曜日の略称(”日”~”土”)
DAY 曜日(”日曜日”~”土曜日”)
AM 午前午後 “午前”/”午後”を表示
PM
HH 時刻(時)を12時間で表示(01~12)
HH12
HH24 時刻(時)を24時間で表示(00~24)
MI 時刻(分)を表示(00~59)
SS 時刻(秒)を表示(00~59)
SSSSS 1日の初め(0時0分0秒)からの秒数(00000~86399)
Q 4半期の表記
(1~3月:1 / 4~6月:2 / 7~9月:3 / 10~12月:4)
IW ISO8601規格での年の初めからの週(01~53)
WW 年の初めからの週(01~53)
W 月の初めからの週(1~5)※1日から7日が1週目

使用例(TO_DATE関数)

 

使用例(TO_TIMESTAMP関数)