チュートリアル
Java で配列を扱う基本操作のサンプルをご紹介します。
配列とは、リスト化された要素の中に値を格納するイメージです。
サンプルコード:配列を扱う基本操作
配列を扱うにはArrayListクラスを利用します。
サンプルプログラムを例に説明していきます。
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import java.util.ArrayList; public class ListSample { public static void main(String[] args) { // 配列要素を初期化する ArrayList<String> animalList = new ArrayList<String>(); // 配列に値を追加 animalList.add("dog"); // いぬ animalList.add("horse"); // うま animalList.add("giraffe"); // きりん animalList.add("gorilla"); // ごりら animalList.add("monkey"); // さる // 配列の要素数を出力 System.out.println("----- 配列の要素数を出力 -----"); System.out.println(animalList.size()); // リストを出力 System.out.println("----- 出力 -----"); for (String animal : animalList) { System.out.println(animal); } // リストの3番目を出力 System.out.println("----- リストの3番目を出力1 -----"); System.out.println(animalList.get(2)); // リストの3番目を「きりん」から「ねこ」に変更する animalList.set(2, "cat"); System.out.println("----- リストの3番目を出力2 -----"); System.out.println(animalList.get(2)); // 配列の4番目の要素を削除 animalList.remove(3); // リストを出力 System.out.println("----- 4番目の要素を削除後のリスト -----"); for (String animal : animalList) { System.out.println(animal); } } } |
実行結果
格納した値が昇順で出力されることが確認できました。
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----- 配列の要素数を出力 ----- 5 ----- 出力 ----- dog horse giraffe gorilla monkey ----- リストの3番目を出力1 ----- giraffe ----- リストの3番目を出力2 ----- cat ----- 4番目の要素を削除後のリスト ----- dog horse cat monkey |
配列を扱うポイント
配列とは?
配列とは、値をリスト化された要素の中に格納するイメージです。
下記のような、構造をイメージするとわかりやすいでしょう。
格納場所 | 格納値 |
---|---|
1番目 | 値1 |
2番目 | 値2 |
3番目 | 値3 |
4番目 | 値4 |
5番目 | 値5 |
n番目の要素 | ・・・ |
配列を初期化する
配列を扱うにはArrayListクラスを使用し、格納する値の属性を<>の中に記述します。
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// 記述例:配列の定義 ArrayList<型> 配列の変数名 = new ArrayList<型>(); // 文字列を格納する配列を定義する場合 ArrayList<String> strList = new ArrayList<String>(); // 数値を格納する配列を定義する場合 ArrayList<Integer> intList = new ArrayList<Integer>(); |
配列に値を追加する
配列に値を追加するにはadd関数を使用します。
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// 記述例:配列に値を追加する場合 配列の変数名.add(追加する値) // 配列に値(動物の英単語文字列)を追加する場合 animalList.add("dog"); // いぬ animalList.add("horse"); // うま animalList.add("giraffe"); // きりん animalList.add("gorilla"); // ごりら animalList.add("monkey"); // さる |
add関数を使用することで以下のように値が配列に格納されたイメージになります。
注意点は、格納が開始される最初の要素は0番目から始まる点です。
要素番号 | 格納値 |
---|---|
0 | “dog” |
1 | “horse” |
2 | “giraffe” |
3 | “gorilla” |
4 | “monkey” |
配列の要素数を取得する
要素数とは、格納した配列にいくつの要素が存在するかということです。
要素数を取得する場合はsize関数を使用します。
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// 記述例:配列の要素数を取得する場合 配列の変数名.size(); // 例:配列の要素数を取得する。 animalList.size(); |
配列のn番目の値を取得する
格納した配列のn番目の値を取得する場合はget関数を使用します。
get関数に、取得する要素番号を指定して取得します。
注意点は、格納が開始される最初の要素は0番目から始まる点です。
(※3番目を取得する場合は先頭要素が0から始まる為、指定する値は2となります。)
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// 記述例:n番目の取得したい場合 配列の変数名.get(n-1); // 3番目の値を取得したい場合 animalList.get(2); |
配列のn番目に値を格納する
配列のn番目に値を格納する場合はset関数を使用します。
set関数に、格納する要素番号と値を指定します。
注意点は、格納が開始される最初の要素は0番目から始まる点です。
(※3番目に値をセットする場合は先頭要素が0から始まる為、指定する値は2となります。)
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// 記述例:配列のn番目に値を格納する場合 配列の変数名.set(n-1, 格納する値) // 配列の3番目に値を格納する場合 animalList.set(2, "cat"); |
配列のn番目を削除する
配列のn番目を削除する場合はremove関数を使用します。
remove関数に削除する要素番号を指定します。
注意点は、格納が開始される最初の要素は0番目から始まる点です。
(※3番目を削除する場合は先頭要素が0から始まる為、指定する値は2となります。)
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// 記述例:配列のn番目を削除する 配列の変数名.remove(n-1) // 配列の4番目を削除する animalList.remove(3); |
配列の4番目(gorilla)を削除した場合は下記ようなイメージとなります。
注意点は、削除した要素以降の格納場所は前の要素に移動する点です。
削除前
要素番号 | 格納値 |
---|---|
0 | “dog” |
1 | “horse” |
2 | “giraffe” |
3 | “gorilla” |
4 | “monkey” |
↓↓↓↓↓↓↓↓↓
削除後
要素番号 | 格納値 |
---|---|
0 | “dog” |
1 | “horse” |
2 | “giraffe” |
3 | “monkey” |